2010年07月12日

マイクの改造

パスポートにはShureのSM58が4本あって、いつもそれらをボーカル・コーラス用に使ってます。
それに加えて俺の私物マイクが3本あって、オーディオテクニカHYP-200はいつもベードラに(本当はベードラ用のマイクが欲しい・・・)、SM58は滅多に出番はなし、Beta58Aはボーカルのキャラクターによって使う場合があります。

PAをやり始めてからギターアンプやドラム用のマイクが足りなくて、最初はパスポートにある得体の知れない変なマイク(笑)を使ってたんだけど、どうも気持ち悪いので自分でマイクを買うことにしました。
楽器用といえばSM57が定番、でも新品で8,000円前後、中古でもそんなに安くないし、どうしようかなーと思ってたんだけど、某音家の激安マイク(980円!)が割りと評判良かったので買ってみることにしました。
58そっくりのこのマイク、本家と比べたらやっぱりダメだけど、980円という値段を考えたら相当すごい、と。
ハードケース付きだし。いらないけど。笑

3本買ってギターアンプとドラムのトップにしばらく使ってたんですがね。
スタンド固定だし、なんとなく拾えてればいいというレベルだったからあまり気にはしてなかったし充分な働きだったと思うけど、先日の裕次郎企画でボーカルに使ってみたらハウるハウる!
本家58と比べると全然違う。
さすがShure、やっぱり高いだけのことはある。笑

その場はイコライジングで適当にごまかして(ごまかせたのか?)しのぎましたが、さすがにコレではいかんと思い、某サイトの改造の記事を参考に手を加えることにしました。
本職のPA屋さんがやってて、試行錯誤の末、一番簡単で良い結果が得られるという方法です。


さて・・・・・

グリルを外して・・・・
テープ貼って・・・・
フェルトを・・・・


おおお!
すげえ!

劇的に音が変わりました。
キンキンしてた高域が落ち着いて、中域が締まった感じがします。
58の音に近づいている!

これは良い。
ハンドリングノイズはちょっと気になるけど、この音質なら充分使えるんじゃないですか。

某サイトでは2mm厚のフェルトが推奨してあったけど用意できたのが多分1mm厚で、最初それ1枚だけだったら全然ダメだったんだけど、2枚重ねてみたら全く別物です。
びっくりした。

これはホントにやってみて良かった。
余談ですが別ブランドで57にそっくりなマイクもあって(1,980円)そのままでもかなり評判がいいんだけど、これもほんの少し手を加えることで本家の57と見分け(聴き分けか)がつかなくなる、らしい。
近いうちにその57もどきも買ってみたいと思います・・・。

ということでマイクの小細工レポートでした。


★次に買うなら
57そっくりのマイク(2本くらい)
マイクのケース(12本入るやつ)
ベードラ用のマイク(高いんだよなー)
ドラムのトップ用のマイク(ベリの安いコンデンサーマイクでいいので)

コンプはいつになるのやら・・・・



スポンサーリンク

Posted by じぞう at 22:25│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちは
たまたま見つけました、CM5の58似改造いかがですか。
おかげさまで皆様にご採用いただき定番になったようです。
短所を取り除いて長所を引っ張り出したらこうなった・・・という改造でした。

PDM-57の方もまもなく改造VⅡの発表を予定しております。
こちらは劇似をめざしてチューニング中です。
Posted by Shin at 2010年07月31日 18:25
うわ!
まさか御本人がいらっしゃるとは!笑
58もどき、とても良い感じです。
どうもありがとうございます。
57も早く試してみたいです。
Posted by 笠地蔵笠地蔵 at 2010年08月03日 21:45
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。