2014年12月06日

ONELIFE ONESOUL vol.12 20141129

いやー・・・
参りましたね。
ジェイル大橋ですよ。
聖飢魔Ⅱですよ。
まさかプロの人のライブのPAを俺がやることになるとは・・・。

この日程でライブの打診があった時は、神岡の人たちが企画するライブなんだけど〜、という程度の話だったと思うんですがね。
ブレスか何かのイベント情報を見てて、
へー、ジェイル大橋来るのかー、
なになに・・・パスポート・・・
29日・・・
俺か?
俺なの?
みたいな感じで詳細を知りました。笑

びっくりですよ。
プロの人が来るのに俺なんかじゃダメですよって話はしたんだけど・・・結局やることに。
ホント不安でした。

当日はチェックしておきたいこともあったんで朝から準備を始めて、昼過ぎには神岡組が来て機材搬入。
みんなのアンプがデカいこと。笑

準備を早くやってたんで時間的には余裕があって、予定より1時間くらい早めにリハを始めました。
逆リハだったんでJet In Bootsから。
まず思ったのは、プロの人は音がデカい。
でも、大きいけど全然うるさくない。
すごく良い音がするんだよね。
あれはいったい何なんだろう。
ハコの大きさを考えて調整はしてくれてると思うんだけど、なんか、全然違いました。

ドラムはアドバイスを受けてオーバートップ用の2本のマイク(安物のダイナミック)を、ハイタムとフロアタムを拾うように置きました。
シンバル類はまぁ聴こえるだろうという感じだったんだけど、この判断はさすが、すばらしい結果でした。
ベースはアンプのダイレクトアウトから拾ったら少しノイズが乗ったんで、DIをかますようにしました。
ギターは・・・普通に57で拾っただけ。笑
メインボーカルにはBeta58Aを使いました。

リハはまずモニター環境を重点的にチェック。
皆さんそれぞれ意外なところを欲しているなというのが第一印象でした。
ほー、それを聴きながら演るのか・・・という。
ボーカルやコーラスの返しはそれほど注文は無かったように思います。
むしろちょっと下げたくらい。
ハウリングも多少は指摘を受けたけど対処出来たし、それほど大問題はなかったんじゃないですかね・・・。
途中でボーカルのコージさんが外音を聴いて、バッチリ、みたいな話をメンバーにしてたんで嬉しかったです。

不安はあったけど緊張は全然してなくて、いろいろと話をしながらリハを進めていくことが出来て良かったです。
冷静というか、落ち着いてひとつひとつ出来たかな、と。
ただ、惜しかったのがアースの問題。
大橋さんがマイクがビリッと来るって言って、アース取れる?って言われたんだけど出来なかったんですよね。
なるほどそういうのは見たことあるけどやったことないし道具もない。
残念ながら対処出来ませんでした。
大橋さんは、そんな深刻な問題じゃないからいいよ、と言ってくれたけど、ホント申し訳なかったです。
感電の事故がなかったから良かったけど、これではダメだよねー。
今度は対処出来るようにしたいです。

リハの後半は曲の気になるところの確認や、どの範囲まで動けるかとか、ミラーボールがあるならあの曲で使おうとか、そういう確認が多かったです。
前の週に使ったお立ち台も使いました。
与えられた環境で最大限のパフォーマンスをするという、プロの仕事を見たような気がします。


★JUNKY CRASH

このライブを企画した神岡のバンド。
ドラム、ベース、キーボードにギターが2本、ボーカルと各パートコーラス有り。
キーボードは持ち込みのパワードモニター(ヤマハ)を使ってもらいました。でもこのモニター、俺の小さいマッキーの方が出力が大きかったのかな? 分からん・・・。
ボーカルの人は声がよく出ていて良かったと思います。
楽器の数が多いとバランス取りが難しかったですけど。
ところでバンド名の表記はCRASHが正しいのかCRUSHが正しいのか・・・調べてみたけどちょっと分からないですね・・・。


★JET IN BOOTS

そしてプロの登場。
ドラム、ベース、ギター、メインボーカル、ギターとベースがコーラス有りというシンプルな編成でした。
前述の通り念入りに調整したんで、本番ではあまり不安はなかったし緊張もなかったなぁ。
俺がやってきたライブの中では一番大きい音だったと思うけど、これが「うるさい」ということはまったくなく、迫力ある音として楽しめたんじゃないかと思います。
さすがプロの演奏です。
大橋さんがスピーカーの上に乗って弾いた時に少しハウったけど、その他には特にトラブルに悩まされることもなく(なかったはず)、俺自身も楽しめました。

というわけでなんとかなった今回のライブ。
どうなることかと思ったけど、結果的には自分自身すごくよく出来たと思うし、とてもいい経験になりました。
大橋さん達はハコの規模を見ていろいろ調節してくれたと思うけど、こちらから演者に対してもう少し音を絞ってほしいというようなことを言わずに出来たというのは自信になりました。
なんかやり切った感がありましたね。

で。
いやホントいいライブだったんだけど、ドラマー的観点からちょっと残念だったのは持ち込まれたドラムセット。
ここはあえて苦言を呈したい。
神岡組が持ち込んでくれたんだけど、このセットはお世辞にも良いセットとは言えず、とてもプロに叩いてもらうレベルではないと思いました。タイコもハードウェアも。
ドラムの太田さんは即座に「ヘッドが死んでる」って言って、その上で入念にチューニングしてミュートを駆使してなんとか鳴らしていたのはさすがだと思ったけど、キックはベチベチッとアタック音がするだけだし、スタンド系の高さ調整はしづらいし、もうちょっとなんとかならなかったかな、と。
セイビアンのB8もねぇ・・・。
ギターやベースのキャビは良かったと思うし、俺も多少ドラム系の機材を持ってるだけにちょっと残念でしたね・・・。
まぁそれでもしっかりと音を鳴らすということに驚いたわけですけど。




このライブで俺の年内の予定は終了しました。
12月のライブはあと2回入ってるけど残念ながら俺は出来ません。
やるたびに色々慣れて来て、最後の2回くらいは自分自身でもかなり手応えがあったというか満足感が高い出来でした。
次のライブはいつになるか分からないけど、この感覚が鈍らないうちに早くやりたい。笑
誰か予定入れてください。

今年も一年間ありがとうございました。
いいライブで締めくくれて良かったです。
また使ってください。

お疲れさまでした〜〜〜



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Posted by じぞう at 19:56│Comments(0)
 
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