2019年03月26日

【番外編】 吟詠コンクール飛騨地区大会 20190317

ある日
電話が鳴ったと思ったら音響の手伝いの依頼の電話でした。
その内容はバンド物ではなく、詩吟のコンクールとのこと。
まったく未知の世界です。
この日はLOSSTAのライブが入ってましたが、そっちは坂田師匠がやるし、無理に断る理由もないので受けさせていただきました。

当日は途中まで担当の人について一緒にやって、途中でその担当の人がいなくなるのでイベント終了後の撤収までやる、というのが仕事でした。
行ったらまず入り口の明かりのスイッチはここだとか、この電源のコンセントは抜いて帰るとか、吊り物のバトンの操作とか、この台はここへ片付けるとか、そういう説明がひと通りあって、その後音響的な話がありました。

ミキサーはヤマハのMGで、LOSSTAのと全く同じ機種だったんでありがたかったです。
マイクは普通に58、サイドフィルにSX300があったくらいで変わったことは特になし。
前夜にだいたいのセッティングはしてあったようで、司会用のマイクはほぼ固定、開会式、閉会式の喋り用のマイクを少し調節するくらいで、吟詠用のマイクと伴奏のCDの音量は一度決めたら固定でOKとのこと・・・。
あまり仕事はないのね・・・。

【番外編】 吟詠コンクール飛騨地区大会 20190317

開会式後、本番の前に実際に声を出したりして音量の調節をしました。
審査員の先生が大きくとか小さくとか指示を出すので、それに従います。
何度か調節してOKが出て、本番に入ります。
出吟者(!)はマイクの高さのみ調節出来て、角度も変えてはいけないそうな!
へー!
人によっては伴奏が大きく声が小さいっていう場合もあるんだけど、全員同じ条件でやらなきゃいけないからPAとして調整はしなくてもよいのだそうだ。
なるほど。これは本当に仕事がない。

マイクスタンドはK&Mで、簡単に高さ調整ができる機構がついてるやつで実際簡単にできるんだけど、年配の人が多いし、やりにくそうな人もいました。
そもそも詩吟って、よく分らんけど、練習するときマイクを使うことなんてないよね・・・?
この手の発表をするときって、マイクに慣れているか慣れていないかで全然違うと思います。
マイクの高さとか向きとか距離とか、声が乗りやすい使い方なんて意識したことないだろうし、モニターで自分の声を聴くということもすごく違和感があると思う。
人前で披露することで緊張する、しないということとは別に、マイクを使って声を出す経験の有無で結果が大きく左右されたと思います。
審査員は肉声ではなくスピーカーから聴こえる声で審査するので。
これはもう慣れるしかないよねぇ。
たくさんこういう場を経験するしかない。

それにしても貴重な経験でした。
県大会に出場される皆さん、頑張ってください。
おつかれさまでした。


スポンサーリンク

Posted by じぞう at 21:21│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。